荘子の思想2

荘子の思想 その一

  1. とんてんの刑。人が亡くなった時、心から合掌して祝う。
  2. 時に安じて順におる。死ぬべき時がきたら死ぬ。
  3. 薪火伝う。足るを知る心で仕事に励む。
  4. 憂いあれば則ち救われず。心が乱れると何も解決できない。
  5. 知は争いに出ず。人と争う自己開発ではなく人の幸福や平和のために自己成長に努める。
  6. 火を持って火を救う。議論を収めるには寛容と沈黙。
  7. 内直くして外曲がる。人にけなされてもニッコリ笑う。
  8. 外の曲なるものは人と之徒たるなり。礼儀正しくすれば人と仲良くなれる。
  9. 之を聴くに心を持ってせよ。優しい心を持って聞く、話す。
  10. 美の成るは久しきに在り。成功するには長い時間がかかる。
  11. 可不可を持って一貫となす。是非、善悪はない。
  12. 和して唱えず。何を言われてもハイと寛容に応答する。
  13. 喜怒四時に通ず。思いが一致する。
  14. 水に入れども濡れず火に入れども熱せず。どんな運命でも泰然としている。
  15. 自ら其の適を適とす。自分の本当の心に適した生き方をする。
  16. 万花を楽しむ。変化を楽しみ毎日生き生きとする。真人の生き方。
  17. 木鶏に似たり。敵意を持たねば平穏。
  18. 不材を以てその天年を終える。役に立たなくてもそれにはそれの良さがある。
  19. 鳴くことあたわざるを殺す。役に立つ、立たないはその場の人間の都合できめる、自然は有用無用を問わず中立である。
  20. 利を見てしこうしてその真を忘る。利益という目標に夢中になると友情や愛情など真実の心を忘れてしまう。
  21. 美なるを知らず。美や賢さを誇ると愛されない。
  22. 臭腐また化して神奇たり。生きて死んで自然と共に生き続ける。
  23. 白駒のげきを過ぐるがごとし。あっという間の一生をどう生きるのか。
  24. 蝸牛角上の争い。小さな範囲で争う。
  25. 人を愛するや已むことなし。人を愛し遊ぶように楽しく生きている。

知識を蓄えるには読書が一番