孫氏の兵法

Sun Tzu’s martial law
2500年も読み継がれてきた世界最古の兵法書。リーダー、経営者の必読書で戦いに勝つためのノウハウが書かれている。上手な交渉のやり方、ベストでなく現実的なベターな選択の仕方を指南。

春秋時代の新興勢力である呉は兵法を活用し大国と互角に渡り合えた。

曹操、武田信玄、ナポレオン、毛沢東、ビル・ゲイツ、孫正義、野村克也などの愛読書だったと言われている。

兵法を仕事に活かす。

13篇
1-計篇 自国と敵国の状況比較、勝算を確認。2-作戦篇 軍の編成、派遣に必要な予算の見積もり方。3-謀攻篇 戦闘でなく計略により勝つべし。4-形篇 守りを固め敵が弱るのを待ち損害を少なく勝つべし。5-勢篇 個々人の力でなく軍の勢いで勝つべし。6-虚実篇 敵の行動を操り味方が有利になる戦術。7-軍争篇 先手を打たれてと逆転する戦術。8-九変篇 軍を動かす臨機応変な対処。9-行軍篇 軍の動かし方、止め方、偵察方法。10-地形篇 地形わに応じた戦術、統率方法。11-九地篇 兵を必死に戦わせる。12-用間篇 情報収集、スパイ。13-火攻篇 火の戦術、戦争に慎重な姿勢。
環境を整える
風通しの良い、話やすい組織を作る。
暗黙のルールの明文化をする。
環境を変えてやる気をアップする。
有利なら仕掛け、不利なら無理しない。
チームで共通の目標を作る。
仕事を任せる。
個人の成長
自分がリーダーだと思って行動する。
仲間の弱みをフォローする。
プラスよりまずマイナスをなくすことを優先。
事前に話を通す、根回しする。
突飛でなく地続きの仕事をする。
主導権を握る。
データや客観的情報を示して説得する。
リーダーとして
ダメでもまずはプラスを褒める。
雑談、質問する。
渾名で距離を縮める。
ピンチでチーム一丸になる。
追い込み。
個ではなく組織の利益を考える。
競争・交渉に勝つ
譲れない一線を決める。
情報収集は自分で見る(聞くでなく)。
短期決戦。勝てる確信がないとやらない。
失敗の原因を洗い出し二度としないよう改善。
失敗・挽回するには
どんなときでも怒らす冷静に。
ミスを隠さない環境にする。
どう見ても無理なら撤退する。
不遇のくすぶりを力に変える。

知識を蓄えるには読書が一番