【書評-181】それならブッダにきいてみよう ライフハック編①
それならブッダにきいてみよう ライフハック編①
アルボムッレ・スマナサーラ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。
スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭を
とられたのち、1980年に派遣されて来日。
一切の苦を乗り越える。
いらないことはスッと忘れて、必要なことはしっかり取り入れる。
絶対楽しくやってやると、思う存分人生を楽しむ。
私という存在を薄くする、役割を演じる。
自分がどう思うかではなく、この人はどのように考えているのか。
今を見て生きることに挑戦する。
人は妄想することが癖になっている。
結果を伴わないことをいくら頑張っても時間の無駄。
今の瞬間にできることはたった一つ。
理想的な努力は心の汚れを落とすこと、どんな人間にも必要なこと。
俗世間のことは、生活のために何かそこそこのことを一つ選んで、それだけしっかりやればいい。
仏教で言う情報は眼耳鼻舌身意に触れる色声香味触法しかありません。それもまた無常。
差別と区別。
執着を捨てれば問題は消える、心が穏やかになる。
他の生命無しには生きられない。穏やかで安全で気持ちよく明るく行きたければ、生命に対して慈しみを育てなさい。
イライラや心配した状態で生きるよりリラックスした状態で楽しいと感じながら生きていた方がよい。
24時間自分がやることは何であっても充実している。
その都度その都度楽しむ。
時間を過去や将来に飛ばさない、今どうすれば楽しみを得られるか。
一歩ずつやる。
人の道は競争ではない、共存すること、まず与えること。生きていたければ共存だよ。
いつでもおもしろいという気持ちで新しい状況・環境に挑戦する。自分で道を切り開く。
私は存在しない、自分はいない。私は何者にもあらず。自分を捨てる。
問題は何なのかと観る。
バレたらヤバいことはしない。
日々安穏で楽しく生きる。
収入の一部を寄付や他人のために使用する、放漫にならない、自我を抑制し謙虚に暮らし、贅沢三昧に注意する。
生命は本来自由を欲している。
我々にできることは身を守ることだけ。要するに、何にも文句を言わないこと。
寂しいのが嫌なら人助けしよう。
それぞれの業だから、別にそれでいいじゃないですか。