【書評-179】 それならブッダにきいてみよう こころ編4
それならブッダにきいてみよう こころ編4
アルボムッレ・スマナサーラ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。
スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭を
とられたのち、1980年に派遣されて来日。
仏教は一切の苦を乗り越えるための学問。心の方向をちょっと変える。
【心に響いた教え】
いつでも何があっても明るくいる、楽しく解釈する。
妄想は役立たず。
やると決めたら楽しくやる。
ストレスは怒り。貪瞋痴。
幸福な人生だ、有難い。
落ち込むことは悪行為。
こころを清らかにする。
合う、合わないは客観的な事実。
感情と事実を分ける。
トラウマ、過去は終わった、今の自分は別人だ、と開き直る。
良い・善の感情で生きるために精進。
仏教が推薦する喜びは充実感・よく頑張った。
心にとって落ち込みは毒。
丁寧に価値システムを心から抜く。
イライラせずに気楽にいる。
智慧とは自分の状況を客観視すること。
こころの汚れ=貪瞋痴。
社会は不完全。自分の言い分はきちんと冷静に、怒りなく、相手に伝える。
怒らないでいることもできる。
今作る業を善業にすることはできる。