【書評-162】孤独よ、こんにちは
孤独よ、こんにちは
枡野俊明
筆者は横浜市鶴見区にある
曹洞宗徳雄山建功寺(最寄駅:鶴見駅、菊名駅)のご住職。
多摩美術大学 環境デザイン学科教授。
国内外で禅の庭をデザイン。
人間とは本来一人であることが自然で当たり前。
一人の時間を持ち本来の自己に出会う。
【心に響いた教え】
挨拶を心がけ人とのつながりを持つ。
深く考える。答えがないこともある。
人の目を気にしない。
他人は他人、自分は自分。
あるもの、できることに目を向ける。
家族は疲れた身体と心を癒す場所、最後には帰ってくる場所。
共通の話題を探す。
心の安定感、家族の存在を感じる。
我が子に期待しすぎない。
共に手を取り合って生きていく。
半分分かればよい、100%お互い分かり合えることはあり得ない。
お互いの生活を尊重する、相手を縛ろうとしない。
いつも笑顔。
温かな人間関係をつくる。
地域社会とのつながりをつくる。
自分の居場所は沢山ある。
世の中のすべてのことは常に移ろいでいる。
お互い様の心。
自分の意思で変わる。
自分から好きになる、良い部分に目を向ける。
余計なことは言わない、自我を押し通そうとしない、笑顔。
物事を深く考える。
人生は選択の連続。
修行に満足することがあってはいけない。
自分の人生は自分一人で歩くという覚悟・心構えを持つ。