【書評-142】 心配事がスッと消える禅の習慣
心配事がスッと消える禅の習慣
松原正樹
佛母寺住職、コーネル大学東アジア研究所、ブラウン大学瞑想学研究所
心配したって大丈夫、心配の感情は手放すことができる。
【心に響いた教え】
心を痛める心痛。他者を気にかける心配。もっと自分を大切に。心配しても現実は何も変わらない。
貴重な人生の時間を妄想と執着による心配でムダにしない。
どうあがいたって、なるようにしかならない。過去、未来ではなく現在のみをよく観察する。
深呼吸、歩く瞑想、食事に集中することでこころが落ち着きを取り戻す。
強い気持ちと決断力、それを後押しする思考で、自分が主人公で自分の時間を生きる。
自分で蒔いた種は、自分で刈り取る。
あとに残される人が大変だからできるだけモノは持たない、あとに残るものはいらない。
すべてに、感謝。いつも笑顔でいる。
自分の心と直感に素直に生きよ。
生き方に迷った時は、人を幸せにすることに集中する。
自分で考え、自分で決断する。
実現可能・不可能は問わずに毎日自分がやりたいと思うことを10個書く。最後にはあれやこれやと書けなくなり本心だけが残る。
僕の前に道はない、僕の後ろに道ができる
高村光太郎
死を覚悟するような場面でも、人はまだ気づき、学ぶことができる。尊い。