知足 (ちそく)
何もかも足りていると感じればすぐに幸福になる。
足るを知る者は地べたに寝るような生活であっても幸せを実感できるが、足るを知らない者は、天にある宮殿のようなところに住んでいても満足できない。足ることを知らない者はいくら裕福であっても心は貧しい。
「自分はこれだけあれば足りている、ありがたい」。今からあるものに感謝して大切にしよう。
自分にある物を数えてみる。そしてあることに感謝し活かす。
「足ることを知るものは富めり。勉めて行うものは志有り」
老子
All you need, you already have.
もっともっとと何かを積み重ねようとするのではなく、もう目の前のものをそのまま受け止め、それに満足し、感謝する心を育てよう。物資的なものだけでなく、他人からの評価、与えられたポジションについても同じ。