【書評-129】 ブッダの言葉とは

ブッダの言葉とは

アルボムッレ・スマナサーラ

スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。

スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭を

とられたのち、1980年に派遣されて来日。


ブッダの教えは煩悩を絶って解脱に達するもの。
これは事実だと、真理だと、私は思います。

幸福を目指す人に幸福になる正しい道を示す。

心が清まり、精神的な安穏を得る。


【心に響いた教え】

事実がわかる=真理を発見した。生きることは苦。信仰ではなく、信・信頼(脅しでなく色々調べた上で達した結論)。真理を知っていれば怖くない。無明=ありのままに見られない。慈悲の実践=本当に心配してくれる、信頼できる。

心を育てれば物凄い力が発揮できる。他をけなすことは悪いこと。

自我は錯覚、比較しなくなる。渇愛・欲望によって心が汚れないようにすることが道徳。

生命に害を与えてはいけない。一切の欲は無常。一切の存在は無常。私というものはどこにもない。

幸福のための32項目

善い人と付き合う

悪人・だらしない人を避ける

よく勉強する

何か仕事を持つ

親の面倒を見る

悪行為をしない

知識を蓄えるには読書が一番