【書評-20】 どこかで見た、どこにもない禅マインド ビギナーズ・マインドへ
禅マインド ビギナーズ・マインド
鈴木俊隆
曹洞宗の僧侶でアメリカで禅を広めた。
サンフランシスコ禅センターを設立。
【心に響いた言葉】
初心。
初心者の心には大きな可能性がある。常にどんなものでも受け入れる用意がある心。
自分の呼吸を数える、吸うこと、吐くことに集中し、自分をコントロールする。他人をコントロールしようとせずに見守る。外側に対して何も期待しない、いつも満たされる。
一瞬一瞬、私たちは何かを作り出す、それが人生の喜び。与える方が得るよりもいい気持ちになる。与えるを重視する。心を無にする。
誰かの話を聞く時に、自分自身の考えも持つべきではない。自分の心にあることは忘れてしまって、ただ相手のいうことを聞く。
何を行おうと人生とはアートである。目標達成や何かを得ることに執着して苦しむのではなく、成功するための努力に意味を見出し、人生を楽しむこと。
言葉が深くて何度も読み返して、理解を高めています。スティーブ・ジョブズが愛読した禅のバイブルです。