【書評-15】 自分を変える気づきの般若心経をこれから始める人

自分を変える気づきの般若心経

藤原東演

筆者は臨済宗妙心寺派宝泰寺住職。

サールナートホール館長。

駿府城下町(静岡市)にある、宝泰寺に生まれる。

京都の東福寺専門道場で修行。

妙心寺派布教師会会長、妙心寺派教学部長、

浜松大学非常勤講師などを歴任。


般若心経は迷いや苦しみと向き合うことで

人生をプラス要因にする智慧を説いた経典。

自在力=どんな時でも問題を別の角度から見る力、

問題を乗り越えていく力。

般若心経についての理解を深められる本。


【心に響いた教え】

ものごとを自分の目で、ありのままに、自在に見る。不安や恐怖に対し、なんとかなるさ、と信じる

何回挫折しても立ち上がって成長する。人にどう思われても構わない、勉強することこそ第一義だ。

愚(開き直る、自我を空じる)にならないと熱くなれない。自我を空じきって心が空っぽになったとき、人生が一番充実する。

自分は自分を意外と知らない。夢と目的に向かって前向きに生きる、自分がどんな人間か省み見つめる。

不満の目で見るか、面白い・挑戦の目で見るかで世界はまるで違ってくる。どんな生き方をしたら納得できるのか。これは楽しくなってきた。

人生の修行に終わりはない、

コツコツと修行を続けることが般若の智慧の実践

なんですね。

自分を変える「気づき」の般若心経

知識を蓄えるには読書が一番