【書評-77】 がんばらない、がんばらない

がんばらない、がんばらない

ひろさちや

東京大学印度哲学、仏教学を学んだ

仏教評論家。


あくせく、いらいら。がつがつ生きる

のんびり、ゆったり生きる

どちらがいいですか?

本物の喜びを掴む方法を教えた本。


【心に響いた言葉】

無分別 いい、悪いはない。思うがままにならない事実をそのまま受け入れる。人間の努力によって達成できることが否かをあきらかにする。

幸福=知足÷少欲。

他人と自分を比較しない。自分の今現在の状態は仏さまがわたしのために用意してくださったもの

未来を悩まず今日を楽しく熱心に生きればいい。過去・未来を追わず、願わず、今日一日を楽しくしっかりと生きる。

肉眼 普通の人間の眼

天眼 遠い未来を見る眼

慧眼 智慧の眼

法眼 真理を見る眼

仏眼 相手の立場から見る

悪から被る迷惑にじっと耐える。断善不相続。

人生は旅、道中の毎日を楽しむ。いいかげん=よい加減、中道。

一音(いっとん) 同じ話でも自分の理解力が高まるとそこからまた違った教えを引き出せる。

精進はゆったりとした努力、着実な努力の継続。血眼になってする努力は執念。

今はご縁がないのだ、という時もある。

弱者により大きな愛情を抱くべき。

がんばらない、がんばらない【電子書籍】[ ひろさちや ]

知識を蓄えるには読書が一番