【書評-8】 寂しさや不安を癒す人生のくすり箱、これだけ読めばすぐできる
寂しさや不安を癒す人生のくすり箱
桝野敏明
筆者は横浜市鶴見区にある
曹洞宗徳雄山建功寺(最寄駅:鶴見駅、菊名駅)のご住職。
多摩美術大学 環境デザイン学科教授。
国内外で禅の庭をデザイン。
人は不安の中で寂しさを抱えながら生きている。
負のものをいかに善きものに転じていくかが禅の発想。
物事に対する執着心から解放され、悩みを生む元となる
煩悩をできる限り減らしていく。
【心に響いた教え】
物事には全て両面が備わっている。自分が望むものでなくとも、私は恵まれている。
相手が望んでいることをする、いつも施しの気持ちを持つ。してあげるではなく、させていただく。
みんな死に向かって走り続けている。どちらの道も同じようなもの、違った道ならば引き返せばいい。
自分は自分、自分が信じた道を歩くことで
不安を追いやろう。