【書評-75】 「善人」のやめ方
「善人」のやめ方
ひろさちや
東京大学印度哲学、仏教学を学んだ
仏教評論家。
世間に騙し続けられているが
世間というのは我々自身。
人生の危機=自分が何のために生きているのか
分からなくなった時のこと。
それ以後の人生を自分のために生きてみよう。
【心に響いた教え】
生活には成功・失敗があるが人生には成功・失敗がない。
各自が勝手に決めて、誰にも遠慮することなく好きなように生きればよい。
自分自身と釈迦の教えた心理を燈明・よりどころにせよ。
中道。ゆったりと道中を楽しみながら旅をする。人生を焦らない。
われわれはみんな悪人であると自覚すること。真に善人といえるのは仏だけ。人間は不完全な存在でみな過ちばかりをしている。
青色青光・黄色黄光 青春、老年。朝昼、夕べ。
世間の雑音に耳を傾ける必要はありません。