【書評-54】 真実、悟り、禅修行とは を学ぶ

真実、悟り、禅修行とは 

井上貫道 提唱

曹洞宗の僧侶。

修行の大前提としてまず理解するべき基本

(真実、悟り、修行、禅とは何か)を、

禅の古典を紐解きながら、懇切丁寧に説明。

真実を求め、修行を志す方は必読の書。


【心に響いた教え】

普段使っている思慮分別を本当に止めて過ごす。真実と自分の思っていることが違うなら真実を大事にする

人生一度くらい一心不乱に脇目も振らず本気になる時間を持つ。二心あるから揺れ動く。

思量を用いず、心身を整えて今いる場所の様子・事実が全部その通りある。

唯だ是れ一心にして更に別法なし。もし今のこのあり様の外に何か求めようとしている人がいたら、それは愚かだということこと。

現実は理想よりも遥かに素晴らしい、もう既に実現している。自分自身の見解を無くして、今の生活している有り様に触れる

知識を蓄えるには読書が一番