【書評-44】 これも修行のうちの勉強を始める
これも修行のうち
草薙龍瞬
東大法学部卒、僧侶、興道の里代表。
インド仏教指導僧・佐々井秀嶺師のもとで得度。
ま、これも修行のうち。大丈夫、なんとかなる。
正しく心を使うための練習方法を
50のプチ修行として紹介する本。
【心に響いた教え】
方法はある、なんとかできる。念仏のように繰り返す。これは間違いないと思えるゴール、苦しみがないこと、を人生の行き先にする。
無駄な反応をしないクリーンな心を持つ。
自分の幸せに役立つ心の使い方をする。
どんな状況でも、これでよし、と自分に納得できる心を持つ。
つまり、心の主=心を巧みに操れる者、となること。
感情をニュートラルに保つ、一点心注。
快はおまけ無常、不快を感じたら上手に解消。
心には、怒りも苦悩もない綺麗な意識が流れている。
限りある意識・心を自分にとって喜びを感じることに使う。
記憶は妄想に過ぎない。
お役に立てればよし、相手の幸せ・喜びを考える。相手も大変なんだ。
考えないこと(沈黙・思考の空白)は最高の快。心は広々とクリーンな状態。
つつしみ、ただ自分のことを理解している。判断しない。せめてよき働きをしよう、自分の生活を大事にしよう。
新しいことを身につけるには繰り返しと継続が欠かせない。方法はある、なんとかなる、小さく小さく。
生き続ける、流れ続ける。楽しめるように、生きていく。
何事かを成し遂げるには、
教えてもらう、経験によって学ぶ、自ら工夫する。
まずは家族の喜びに共感して、自分の喜び力のアップを図る。