【書評-39】 「禅、人生が楽になる考え方」を手に入れる
禅、人生が楽になる考え方
有馬頼底
臨済宗相国寺派第七代管長。
鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)の住職も兼任。
京都仏教会理事長。久留米藩主有馬家の子孫にあたる。
無一物中無尽蔵に近づく方法が書かれています。
何ものにも一切とらわれない
限りない自由や豊かさを目指そう。
【心に響いた教え】
余計なことを一才考えずただひたすら動け。人生はそもそも分からないことだらけだから面白い。決断力と心の余裕が人間の器。仕事で遊ぶ。
自分をもっと深く見つめ、本当にやりたいことを探し出して自分の人生を生きる。いい人になる必要はない。いろいろなことを考えて頭を悩ましてもしかたない。
人間は誰しも欠点がある。霊性に触れるには、心にあるゴミを取り除く=掃除を常にすること。過ちを恐れないで行動し、行動することで知識の過ちを修正する。
現実に行き詰まった時に、転じる力で状況を変える。考えこまずにさっと動き、瞬間的に転じ新しい流れをつくる。
困難な状況でもあきらめない・粘り強い強さ
揺れない強さ
決断し挑戦していく強さ
失敗や未熟さを潔く認める強さ
冷静さを失わず柔軟に対応する強さ
同じ登るなら大木に登れ、と
筆者の伯父からの言葉が忘れない筆者の想いに
ジーンとなりました。