【書評-38】 よか人生って、なんじゃろなの切り抜き
よか人生って、なんじゃろな
山本英照
中山身語正宗天徳山金剛寺 ご住職(福岡県北九州市)。
龍谷大学文学部仏教学科卒業。
檀家や講演参加者のべ5万人以上に法話を講じ続けている。
法話は数学の公式。それをご自身の境遇を重ね合わせ
自らで問題解決の答えを導き出す道具。
【心に響いた教え】
やり直すなら裸一貫になるが一番近道。人との掛け合いは半々、五分五分状態で他人の意見を取り入れる。本当に大切なものは目に見えない。
今あるもの、手に入るものを自分の欲で捨てないこと。一度逃した縁は、そう簡単に手に入らない。
人に言う前に、まずはおまえさんが手本を示せよ。信頼や度量のある人間に人はついていく。信念とやる気で自分を切り拓いていく。力のない人間に限って偉そうな態度を取る。
世の中を変えてきたのは、いつの時代も少数意見の勇気ある行動。なにかを欲しいと思ったら、なにかを捨てないと入ってこない。怠け心と欲深い心を捨てること。
どんな状況であっても、自分の決定を人のせいにしちゃいかん。受け入れたのは自分。
色々なお話を、どのように対処すべきかの
考えを披露。頭の中で自分を当事者としてイメージ
しながら一気に読みました、有り難うございます。