【書評-32】 読むだけで禅・チベット・東洋医学が劇的に向上する
禅・チベット・東洋医学
藤田一照
1954年、愛媛県生まれ。
灘高校から東京大学教育学部教育心理学科を
大学院で発達心理学を専攻。
院生時代に坐禅に出会い深く傾倒
博士課程を中退し禅道場に入山、得度。
渡米、17年半にわたって
マサチューセッツ州ヴァレー禅堂で坐禅。
2005年に帰国、坐禅の研究・指導、
2010年より曹洞宗国際センター所長。
Starbucks、Facebook、Salesforceなど、
アメリカの大手企業でも坐禅を指導する。
アメリカで最も仏教への関心が高い
マサチューセッツ州で様々な宗派のある仏教は
複数形と再認識した筆者。
チベット仏教で著名な永沢哲との対談。
チベット仏教やマインドフルネスなどにも触れる本。
【心に響いた教え】
ヨーガは、エネルギーの通り道の背骨を意識し、どうやって地面と繋がっていくかを学ぶもの。
六道輪廻のチベット仏教では、亡くなるときに、次も人間に生まれたらいいな、と思っている。できるだけ静かな環境で逝く。
チベット仏教は坐禅、瞑想して、二時間しか寝ない。冗談好きでよく笑い差別がない。