【書評-31】 何でやらないの?ブッダが教える愉快な生き方
ブッダが教える愉快な生き方
藤田一照
1954年、愛媛県生まれ。
灘高校から東京大学教育学部教育心理学科を
大学院で発達心理学を専攻。
院生時代に坐禅に出会い深く傾倒
博士課程を中退し禅道場に入山、得度。
渡米、17年半にわたって
マサチューセッツ州ヴァレー禅堂で坐禅。
2005年に帰国、坐禅の研究・指導、
2010年より曹洞宗国際センター所長。
Starbucks、Facebook、Salesforceなど、
アメリカの大手企業でも坐禅を指導する。
もっと自由に、愉快に生きるための
仏教の学び方を教えてくれる本。
全ての活動が学びになっている
生涯に渡って続けることができるオーガニック・ラーニング
【心に響いた教え】
学ぶことは自分自身が変わること、成長の喜びがある。一生、現役の学生として変わり続ける生涯学修。吾我を離す。
平安を目指す苦しい道を歩くような修行ではなく、道を歩む一歩一歩にすでに平安があるような修行。微笑んで修行する。Doingではなく、Being。
愉快 いつも溌剌として、活き活きと元気に、自分の生きていることそのものが快く、自分の魂を感じられていられる状態。
何事も「受けたもう」とその気になって取り組む。
苦しみ=痛み×抵抗
幸せ=快感÷執着
戦うでも逃げるでもなく、触れてよく観る。