【書評-28】 一番シンプルに働く
仕事の悩みと迷いを消し去る般若心経の知恵 シンプルに働く
名取芳彦
筆者は江戸川区鹿骨(下町・小岩)にある
真言宗豊山派 元結不動密蔵院住職。元英語教師。
人生は楽ではないが、楽しもう。
仕事の悩みや迷いを消し去って、
シンプルに生きるヒントが万歳です。
【心に響いた教え】
自己肯定 親から命をもらった、まず自分の命のありがたさを認識。継続は力なり、大切に自分磨きに精を出そう。自分の土俵を持ち、そこで第一人者になる。
「べき」は心を苦しめる。迷惑かどうかは相手が判断する問題。「ご迷惑かもしれませんが」
困った時は経験豊富な人にどんどん質問、協力をお願いする。目論見通りにいかないときは、思考を柔軟にして別のやり方をする。
変化を、楽しい諸行無常を、楽しむ。ゴールはいつもスタート、終わりはいつも始まり。自分は変われる。
悩みがあったら、その原因を見つけ、改善策を考え、実行するのが智慧。現実をありのままに受け止めて、人のせいにせずに、自分の問題として対応する。早めに謝る。自分から進んでやる。
いつだって今日が一番若い、着地点が見えるころになったら次のことを考えても良い。自分にとってのやりがいは何か。
本心にもとづいて「やったこと」は後悔しない。
般若心経の本を複数、何度も読むことで
少しずつ、少しずつ理解ができるようになったかも。