【書評-24】 使うほどに味がでるシンプルで爽やかな煩悩力

煩悩力 悩みが多い人ほど幸せになれる

名取芳彦

筆者は江戸川区鹿骨(下町・小岩)にある

真言宗豊山派 元結不動密蔵院住職。元英語教師。


除夜の鐘は108つ、それば煩悩の数を指す。

煩悩を上手に処理するレッスン書。


【心に響いた教え】

上手な生き方をしている人は、やりたいことと、やるべきことが同じ。どちらが先に来ても良い。

覆 過ちを隠す煩悩。何かを失うことへの恐怖に由来。何事も永久不滅なものはない、過ちを素直に認める

諂 てん。へつらう、相手に気に入られようとして自尊心を抑えた言動をあえて取る煩悩。自分の利を求めず、相手を思いやる言動をすること。

塞ぎ込む時には、考えずに、感じる。大自然、大宇宙と繋がる。

優しさ 観音さま、慈悲のシンボル。

不動明王 決断力、一歩踏み出す勇気

薬師如来 自然治癒力、バランスを取る力。

本書を読んで仏に手を合わせたら、心が落ち着きました。

煩悩力悩みが多い人ほど幸せになれる【電子書籍】[ 名取芳彦 ]

知識を蓄えるには読書が一番