【書評-171】 頭が冴える禅的思考
頭が冴える禅的思考
枡野俊明
筆者は横浜市鶴見区にある
曹洞宗徳雄山建功寺(最寄駅:鶴見駅、菊名駅)のご住職。
多摩美術大学 環境デザイン学科教授。
国内外で禅の庭をデザイン。
素晴らしい仕事をするには、自分のやっていることをすきにならなくてはいけない。
まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。
いつもいい状態でいるために、のヒント。
【心に響いた教え】
自分自身が主体とならなくてはいけない。自分がいるべき場所に立つことで、自分の中にある真実と出会うことができる。
自分の好きなことを必死になって突き詰める。
志を立てる。
相手の長所を見つける。
才能は自らの努力を継続して開花させる。
落ち込まない、自分の道を迷わず進み続ける。
悪い縁を切り、新しく善き縁を結覚悟を示す=初詣。人のせいにしない。
ねばならないをやめる。
自分の力や努力ではどうしようもないことにあがいても仕方がない、まあ、何とかなるさ。
一つ選ぶことは、他のものを捨てること。自分を信じる。
私たちは大きな力で生かされている。いずれは仏様に返す命を大事にする。
常識より自分の心と向き合う。
今という瞬間こそが全て。
すべての商品や企画は「生きている人間」に向けられている。
他人の目を気にすることなく自分の心に正直に生きる。本来の自分の姿。
不要なものを全部捨てる。
大道通長安、どの道を行こうが全ての道は長安に通ずる。
いかなる仕事でも必死で努力するとその7割まではできるようになる。本気になれば必ず合格点は取れる。
如是、ごもっとも。まずは相手の話を受け入れること。
今いるこの場所こそが大地黄金。あちこちに目移りせずに現在の会社や部署に心を尽くす。
申し訳ありませんでした、同じ間違いをしないように気をつけます。
会社以外の評価を大切にする。
徳とは、自らの欲望を捨て他人のために尽くすこと。徳のある人の下には自然とたくさんの人が集まってくる。
自然には無理がない、すべてが道理にかなっている。
人望は実績や地位とは無関係。
一度や二度の失敗では諦めない強い気持ち。
自分に正直に、地道な努力を惜しまない。
恐れない、本来無一物。
何も持たなくとも人に分け与える心が尊い。
自分が好きなこと、やってみたかったことを大事にする。
揺るがない信念、誰かを幸せにすること。
自分のいい点は何だろう。
お陰さま。