【書評-163】あなたのお墓は誰が守るのか

あなたのお墓は誰が守るのか

枡野俊明

筆者は横浜市鶴見区にある

曹洞宗徳雄山建功寺(最寄駅:鶴見駅、菊名駅)のご住職。

多摩美術大学 環境デザイン学科教授。

国内外で禅の庭をデザイン。


今という瞬間を生かされている。

定命が来た時のために自分が亡き後の道筋をつくる。


【心に響いた教え】

過ぎ去った過去に執着してはいけない。未来の不安に執着しない。

一日一日を大切に、今できることに集中する。

自分の存在を忘れてほしくない。

手を合わせる場所を作る。

ご縁を大切にする。

自分の人生の締めくくりは、自分の手でやっておく。終活。

多くの人たちの絆を結ぶ場。

安心した気持ち。

必ず人は弱っていく、死を受け入れる。

努力は無駄にならない。

一度立ち止まって、本来の自分があるべき姿、等身大の自分の姿を見つめる。

心の遺言、自分自身が歩いてきた道のり、多くの経験を子供たちに伝える。

エンディングノートに書くこと

1. 故郷のこと

2. 幼かった頃の思い出

3. 父と母からもらった沢山の愛

4. 心に残る恩師

5. 打ち込んできた仕事のこと

6. 我が子に伝えたかったこと

7. 幸せだっああの頃のこと

8. つらく・苦しかったこと

9. あなたの夢はなんですか

10. この世に生まれてきたこと

さようなら、ありがとう

知識を蓄えるには読書が一番