【書評-136】 流されない練習
流されない練習
他人・感情・情報と上手に付き合うコツ
佐山拓郎
東京都目黒区にある天恩山五百羅漢寺の住職。
浄土宗。
自分に自信を持って、自分でやるべきこと、誰かに助けてもらうことを判断する。
ひそかな自信を強く持って、毎日生きる。
【心に響いた教え】
まじめすぎたら、追い詰めるものから離れたり、捨てることで新たなご縁を得る。自分自身の判断基準で幸せを感じる。
じっくりと努力を重ねる姿勢にこそ人生の醍醐味がある。他人の凄さが分かると同時に自分の凄さも分かる。
適度な休養が必要。
生きる目的を自分で定める。自分の考えで行動する。選択できることは幸せ。
色々なことを許すことにより、自分もラクになる。
ないものではなく、あるものに目を向ける。世の中のためにできる小さなことを積み重ねる。過去も未来も自分の頭にしかない。
気持ちが揺れた後、どうやって感情をニュートラルな状態に戻すか。
自分には自分の、相手には相手の都合がある。
空=この世の全てのものには実体がない。
自分の意に沿わないことでもせっかくの縁だからと取り組む。人生の可能性はそこから広がっていく。
お互いが信頼し合い、お互いがお互いのために働く。
逆境は仕方ないこと、目の前のできることに向き合う。