【書評-127】 超訳 般若心経

超訳 般若心経 すべての悩みが小さく見えてくる

境野勝悟

たった262文字に凝縮された仏教の真髄。

すごくつらい環境にありながら、とても楽しい生き方に目覚めることができる。

【心に響いた教え】

善悪はない、頭を空っぽにする。苦しみ・悩みは脳に記憶されたいい・悪いの考え。

生きているだけで丸儲け。

自分の道は自分で決めよ。

放下着、エゴをすっぱり捨て切る。自分より人に先を譲る。

嫌なことは喝、嬉しかったことを思い出す。

まあいいさ、これでよかった。拘らない。

感じ方は人それぞれ。人の思いはその時だけ。

完璧主義でなく、おおらかにゆったりと人生を楽しむと途中で力尽きない。

骨は何の文句も言わず自分の活動を支えている。

大きな器で矛盾を受け入れる。

心が自然的に反応してしまう。

他人に尽くそうとするとサッパリと心の垢が消える。

このままで十分だという気楽さが重要。

すべての縁をありがたく受け止める。

感情に執着しない、軽く受け流す。

小さいうちに可愛い手の温もりを毎日十分に味わっておく。

自分のことより、真っ先に相手の役に立ちたいと願う。

全ては変わるもんだ、自然。

どうにもならないことに汗をかかない。

人の考えを察しながら人と共感して生きる。

自分の思い・考えが薄いとあまり気分が沈まない。

期待はせずに気長に待つ。

怒りと嫉妬が不幸を運んでくる。

コンプレックスを捨てる、俺には俺の道がある。

人は今ここでしか生きられない。

恐れや怒りに動じない不動の心を作る。

自然に守られて生きていることに感謝。おかげさま。

生きてさえいれば、ありがたい。

価値判断を捨てる、記憶した考えを打ち消す。

言霊。

厳しい冬の寒さの中で健康を守り黙々と自分らしい努力を続けていれば自分の人生にいつか必ず光が差し込む。

超訳般若心経“すべて”の悩みが小さく見えてくる (知的生きかた文庫) [ 境野勝悟 ]

知識を蓄えるには読書が一番