【書評-125】 禅「心の大そうじ」
禅「心の大そうじ」
枡野俊明
筆者は横浜市鶴見区にある
曹洞宗徳雄山建功寺(最寄駅:鶴見駅、菊名駅)のご住職。
多摩美術大学 環境デザイン学科教授。
国内外で禅の庭をデザイン。
心に塵や埃が積もっている、澱みを取り除く
ちょっとした習慣。
【心に響いた教え】
生まれて死ぬ、ただそれだけ。今この瞬間自分が生きているだけで凄い。力まない。
余計なことを考えない、放下着。吹っ切る。
行雲流水 雲のように水のように逆らわない。今かかわっていること、やり続けていることを逆らわずに。
欲しい、怒り、貪り・モラルを外れる言動を減らす。頭で考えずお腹に留める。一つ一つの行動に心を込めて真剣に向き合う。
競うのではなく和む、気遣い合う。
堂々と本分のまま、自然に自由に生きる。その気になれば、どこでも輝くことができる。
当たって砕けることで成長する、直心。周囲からの評価を期待しない。選り好みや執着心が起こるので対立的な考え方をしない。
いらないものは思い切って捨てる。これはいらない、という視点で生活を見直す。