【書評-108】 充実感こそ最高の財産
充実感ほど最高の財産
アルボムッレ・スマナサーラ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。
スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭を
とられたのち、1980年に派遣されて来日。
多くの人々の利益と幸福のために諸国を巡り歩く。
褒められても非難されても揺るがない心。
【心に響いた教え】
気持ちよく明るく楽しく生きたい。
義務、義理、守るべきことがありすぎる。どんな小さなことでも、一つひとつ焦らずに集中してやる、充実感。幸せ=心の喜び、些細なことでも終わったよ・できたよと区切りをつける。為すべきことは為し終えた。怠けずに自分ができることを選んでやる。
善心所=心の働き。善心が生まれると性格は明るく、なめらかになり、身も心も軽く、やわらかく、穏やかで、活発になります。偏らず、平等に、落ち着いていることができる。
欲しがらない、怒らない、愚痴を言わない。
仏教の忍耐とは、どんなときでも心が落ち着いていること、平和な心を保つこと。