【書評-105】 智慧と慈悲の開発レッスン
智慧と慈悲の開発レッスン
アルボムッレ・スマナサーラ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。
スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭を
とられたのち、1980年に派遣されて来日。
知識と身をもって実践することが大切。
【心に響いた教え】
因果。一切のものが相互に与えて得る宇宙法則。損得の感情に囚われない。自分やみんなに損を与えないように気をつける、どうすれば役に立つか。善いことをする。
一度立ち止まり注意深く生きる。道徳を守り心理を知ることで人格を高める。
与えるという善行為はそれを必要としている人に届ける。与えるものは最大に、得るものは適量を。自分が持っているもの、できることを皆と分かち合う。社会の役に立つように生きる。与えるだけは最高の徳。
全てのものは無の状態まで分解できる。物事は原因と条件によって一時的に成り立っている。あらゆるものは相対的です。
どんな状況であれ、瞬間瞬間、明るく堂々と生きる。過去に悩まず、未来を期待せず、現在に生きる。
真理は無常・苦・無我。楽しみとは人や物に対する自分のこころの見方。
苦しまない生き方
善い思考、善い言葉、善い行動のみ
慈悲 皆が幸福でありますように
こころの欲を捨てる