【書評-101】 ポケット般若心経
ポケット般若心経
大栗道縈
徳島県四国八十八カ所第十三番霊場生まれ
真言宗僧侶
この世の中の仕組みと、ものの道理を説いた
般若心経をよく読み、解釈をし、いつも
身に付けてこれを敬えば、あらゆる人の
苦しみを抜いて、楽しみを与えることができる。
【心に響いた教え】
暮らしを見つめ直す
心の荷物を軽くする
苦しみを楽しみに変える
心を穏やかに過ごす
願いがかなう人の考え方
生きがいのある人生を送る
苦しみを一つひとつ乗り越えることを楽しみなさい。
仏教とは、世のためになることを「すること」。自分の経験からくる真実の言葉。
一人でも多くの人が○○することができるように導く。
六波羅蜜行
布施 他人への施し
持戒 自分への戒め 十善戒
忍辱 人から辱めを受けても我慢、慈しみ
精進 一生懸命に努め励む
禅定 心を落ち着ける
智慧 自分、相手を大切に考え行動
過去のことを後悔しない
未来のことを妄想しない、迷わない
いちいちこだわらない
自分を大切にして精一杯生きる
人はひとたび因縁の原理に目覚めたとき、般若の空を知ったとき、生のはかなさを知ると同時に生の尊さを知る。
菩薩の心構え
勝義心 物事の本質を見抜く知恵
行願心 慈悲心
三摩地心 ゆとりの心
慈悲喜捨
心にこだわりがないから恐怖心が起こらない。どこで何をしようとも、そこが喜びの場であり、明るい希望の世界だと思う。間違った考え方や妄想から遠く離れること。
布施、愛語、利行、同時。
全て宇宙の生命から生まれ、寿命が尽きれば、再び宇宙へ帰る。自分の素晴らしい能力を発見してそれを引き出して活用したい。
成功する事業家とは自分が信じたことを断言してそれが成功するまで祈り続け実行する人をいう。
人生とは与える 奉仕・献身
味わう 人生や芸術をかみしめ
苦悩に耐える 失敗しても生きる価値を見出す